更年期の症状|ホルモンのバランスの乱れが老化の原因となる

更年期の症状|ホルモンのバランスの乱れが老化の原因となる

ホルモンのバランスの乱れが老化の原因となる

更年期にはそれまで起こらなかった様な肌トラブルがいきなり起きて、驚いてしまう事も少なくないのです。

 

それは生理的な老化現象と更年期によりホルモンバランスが乱れてしまったことが関係しています。

 

健康な肌というのは基底層で生成された表皮細胞が大体28日間で角質層に達して剥がれ落ちるといった新陳代謝が何度も行なわれています。

 

角質層の表面部分にはセラミドと呼ばれる成分がしっくいみたいに埋めてあり外部からの刺激から肌を守り水分の蒸発を予防しています。

 

また真皮にはコラーゲン、エラスチンと呼ばれる繊維が網の目みたいに張り巡らされていて肌にハリと弾力を与えてくれます。
肌の老化現象により表皮の新陳代謝に日にちがかかるようになり、皮脂分泌も低下します。その結果真皮は繊維が硬くなり網の目の弾力性も失われてしまいます。

 

そんな加齢による変化を促進させるのが更年期によるホルモンの減少と言えます。ホルモンが皮膚にどのような影響を与えているのかは分からない部分も多いのですが、卵巣ホルモンのエストロゲンには皮脂分泌、コラーゲンの生成を促す効果があると言えます。だからエストロゲンの分泌量が低下することで皮脂が減少し皮膚のハリと弾力も低下してしまいます。

 

あと女性の体内にも男性ホルモンのテストテトロンが分泌されているのですが、その男性ホルモンが皮脂分泌を促進する働きがあり、女性の場合は男性と比較して早くテストテトロンが減少する傾向があるから皮脂の分泌は減少しやすいと言えます。

 

その上更年期になるとホルモンの分泌量が減るだけではなく大きく変動するから肌の状態は不安定な状態となってしまいます。その結果肌トラブルが増加します。

 

 

 

◆肌の乾燥

 

かさつきとは肌の潤い、水分が失われて乾燥した状態を意味します。

 

何故肌が乾燥するのかと言えば皮脂の分泌量が低下し新陳代謝が遅くなることで角質層のセラミドの不足し角質の細胞間の水分が蒸発してしまうからです。

 

その結果角質細胞の隙間より外部から有害物質が侵入しやすくなってしまうので少しの刺激に対しても過剰に反応し肌トラブルが起こります。肌荒れの症状や痒みなどが出やすくなってしまうのです。

 

◆小シワ

 

肌が乾燥し新陳代謝が遅くなることで古い角質が剥がれ落ちずに残ってしまい角質層は分厚くなります。

 

角質層が分厚くなることにより肌は柔軟性を失い硬くなり肌表面にちりめん状の細かいシワが出来てしまいます。

 

その上真皮のコラーゲン、エラスチンといった繊維が硬くなり量も減少するので繊維の網目が緩み、切れてしまいます。

 

だから目の周りや口元に消えないシワが出来てしまいます。

 

◆シミとくすみ

 

紫外線のダメージにより基底層に存在するメラノサイトが刺激されてメラニンを生成します。

 

メラニンは角質層に達すると古い角質と一緒に排出される仕組みとなっていますが基礎代謝が低下することで排出が遅くなりメラノサイトの働きが狂いメラニンの生成を続けることでシミが出来てしまいます。

 

くすみというのは代謝が低下し血行不良により重層化した角質層、排出されずに残ったメラニン、老廃物により透明感が失われ、肌が濁った状態となることと言えます。

 

◆吹出物

 

新陳代謝が低下すると垢として剥がれ落ちる筈の角質が皮脂腺の開口部を塞いでしまい油脂分を含んだ化粧品により毛穴が詰り皮脂を排出出来ない状態が続くと吹出物となります。

 

角質層のバリア機能が低下し外からの有害物質が侵入しやすい状態となるのも出来物が出来る原因と言えます。

 

ホルモンの分泌量の変化により顎や口周辺、男性の場合はヒゲの生える範囲に出来物はできやすく、治りにくいのも特徴と言えます。

 

◆たるみ

 

紫外線のダメージでコラーゲン、エラスチンが酸化されエストロゲンが低下すると線維芽細胞の作用が低下するので繊維の弾力性がなくなってしまいます。

 

さらに繊維間の基質が減少したり変化することも原因に挙げられます。

 

結果として皮膚は張りを失い下に下がってしまい頬、目元、口元にたるみが生じてしまうのです。

 

また皮下脂肪が減少するのでたるみが目立ちやすくなるのも原因と言えます。

 

◆赤み

 

角質層のバリア機能が低下することで敏感肌となり、毛細血管の血液循環が悪化し血流が停滞すると少しの温度変化、刺激により毛細血管のみが一時的に拡張することで血流量が増えて赤くほてりが生じます。

 

更年期はホルモンの分泌量の変化や精神的ストレスによって自律神経の失調が起こりやすく、元々冷え性の人程このような症状が出やすいと言えます。

 

 

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