精神的なストレスが更年期症状を悪化させる

精神的なストレスが更年期症状を悪化させる

精神的なストレスが更年期症状を悪化させる

生活環境が更年期症状を悪化させる場合が少なくありません。正確にいえば生活環境が精神的ストレスを生じさせている場合といえます。

 

夫との関係性はいかがですか?子どもとの関わり合いも時にはストレスになってしまうものでしょう。もちろん職場の人間関係は大きなストレスになりますね。このような問題は更年期にさしかかる年代には重なって振りかかることが実例として多く、大きな負担となるものです。

 

個人差はありますが、このようなストレスが更年期症状を悪化させる一因となることが否めません。

 

更年期は、女性が老いを認めざるをえない問題となり、それを期に喪失感が起こりはじめ老後などに対する不安感を抱き始めます。

 

また、子どもたちが巣立つことは嬉しい反面、子育てが完全に終わってしまったという空虚感も感じ始めるものです。これまでの夫との関係性も響き、もしも夫が家庭をかえりみて来なかった環境であれば孤独感にも苛まれるケースもあります。この状況というのはうつ状態につながる可能性も否めません。

 

このような場合は、自分の気持ちを理解しない周囲に反感を持ってしまうものなのです。これではストレスは増えていくばかりという悪循環です。

 

卵巣ホルモンと自立神経、そして精神状態というのはそれぞれ相互的に関連していることは説明しました。

 

精神的ストレスが強い場合は月経不順を起こす場合があります。そのような経験はあるのではないでしょうか。卵巣ホルモンの分泌と精神的ストレスの関係性を物語っていることがお分かりかと思います。

 

過剰なストレスは、脳の視床下部に影響を与えます。視床下部が脳下垂体を刺激する働きを持つホルモンの分泌を止めてしまうのです。

 

そうなると、本来卵巣ホルモンの分泌を促す卵巣刺激ホルモンや黄体ホルモンの分泌を低下させてしまいます。更年期のまだ閉経していないような時期に精神的ストレスを強く受けている場合は卵巣ホルモンの分泌が乱されてしまいます。これは自立神経と精神状態の相互関係の乱れにつなかり悪循環が起きてくるのです。

 

●ストレスと上手に付き合うには

 

卵巣ホルモンの変動からくる更年期特有の症状は正直なところ自分ではどうすることもできません。

 

自身で改善できることは、精神的ストレスの軽減や生活環境を変えることです。ではどのようなことができるのでしょう。

 

●ストレスのもとを書き出してみる

 

今の自分にどのようなことがストレスなのかを振り返りノートに書き出してみてください。

 

書くということは、実は冷静になれる方法なのです。自分を客観的に観ることもでき、頭であれこれ考えるよりも落ち着けるものです。

 

書き出してみてストレスの大元がわかれば、解決方法を考えてみましょう。具体的な解決方法が見つあることもありますし、自身の受け取り方を少し変えてみるという解決方法もあります。このようなことでもストレスの軽減につながります。

 

案外ノートに書き出してみるとストレスのもとが見当たらない場合もあります。その場合、不調の原因は卵巣ホルモンの変動からくるものだと確認できます。

 

このような時は、しょうがないと居直るくらいでいいのです。待つしかないと心を決めることも立派な解決方法となります。

 

無理のない運動を取り入れ気分転換もおすすめですが、何もしたくなければそれでかまいません。早く治そうとしなくてもいいのです。

 

●自分の生活環境を振り返ってみる

 

生活環境の中にストレスのもとがある場合があります。

 

家族の世話ばかりで自分の時間を有意義に使えてない場合もあるでしょう。それに気付いていない場合だってあるはずです。振り返ってみてください。全てのことをあなたがやらなくてはいけないと思い込んではいませんか?

 

無理をして全てを引き受けなくてもいいのです。あなたが全てを頑張ることに周りが甘えているだけかもしれません。そのせいで夫が自立していないのかもしれませんよ。自分以外の人に出来ることは任せてもいいのです。

 

介護で毎日がつらくなっているような場合は、介護サービスを利用する考えを取り入れてもいいのです。また、家の動線を自分が使いやすいように改造するなどの思い切った工夫も大切なことです。そのためにお金を使うことをためらうのならば、ご自身の治療費だと考えるのが前向きな出費になるでしょう。考え方次第で更年期症状は楽になるはずです。

 

 

 

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