更年期の症状はその向き合い方によるもの

更年期の症状はその向き合い方によるもの

更年期の症状はその向き合い方によるもの

更年期の症状というのは、個人差があるものです。これには、人それぞれの性格や心理的な要因が関係するからです。

 

更年期の症状をどう捉え、どう対応するかで症状の感じ方に差が出ると考えられるようです。また、個人個人の性格の差によっても症状の感じ方が違うようです。

 

何においても全力で立ち向かわなければ気が済まないような性格の方には、生活習慣病である心疾患が起きやすいとされます。

 

このようなタイプの方は、更年期の症状に対しても「どうしても治さなくてはならない」と思いつめてしまう傾向があります。それが良くない事とはいいませんが、更年期の症状にどう臨めば楽に乗り越えられるのかをご紹介していきましょう。

 

更年期の症状に立ち向かうことよりも、客観的に捉えられることの方が実は良い対処方法なのです。体がつらい時はつらいと受け止め、老年期に入ろうとする自分の心と体を受け入れることです。それから、けして無理しない方法で対策方法を考えていきましょう。

 

●更年期への突入は第三の人生の幕開け

 

更年期に入る世代は、子育てもひとまず落ち着き自分自身の人生を再び作り出す時期といえるでしょう。

 

さあ、これからだと思っていた矢先に更年期特有の症状に悩まされてしまうのはもったいないですね。女性は損だと思う方も多いでしょうが、最近は男性更年期も増え始めています。女性の更年期と比べると軽視されがちで、働き盛りに何をいってるのかと理解の少ない現状もあります。

 

そう考えると、女性の更年期時期は世間もその症状を認めるものでありますから、少しの間心身を休める時間をもらったと受け止めることができるのではないでしょうか。考え方によっては、更年期を有難いものと思えてしまいますね。

 

●更年期特有の症状

更年期特有の症状でいちばん先にあげられる典型的な症状は「ほてり」です。

 

気温が高く暑いわけではないのに、急に体が熱を持ち顔から胸、背中がほてる症状を指します。熱くなるのと同時に急な発汗が起こることもあります。ほてりとともに脈が速くなってしまう場合もあります。

 

この症状をホットフラッシュとも呼びます。文字通り熱さが一気に広がるという症状を指していますね。

 

個人差でまったくほてりを感じない方もいますし、日中だけにその症状が起こる方、就寝中だけに起こる方と様々です。就寝中にホットフラッシュが起き、目覚めると汗でびっしょりという報告もあります。

 

症状の継続時間も人それぞれです。数秒で治まる場合もあれば数分継続する場合もあります。頻度に関しても同様で1日に何度も起こる方もいれば何日かに1回程度という方もいます。

 

また、ほてりの症状とともに冷えが起こる場合もあります。これは、顔は熱いのに手足などの末端が冷たい「冷えのぼせ」という症状ですが、更年期のみならず女性全般に多い症状です。更年期の女性の場合は、同時に「のぼせ」が起こることが多いとされます。

 

冷えが起こる原因には骨盤内の血行が滞っていることも考えられます。その場合、月経痛や腰痛が伴うことが多いものです。

 

更年期の症状は、一般的に閉経を迎えて5年程で自然と治まってくるものです。終わりがくるものだと気楽に待つことも大切なことです。

 

●更年期症状が起こる理由

 

更年期特有の症状が起きる理由は、エストロゲンが減少することに焦りを見せる脳の視床下部の興奮によるものです。視床下部が興奮すると自律神経中枢に影響が及ぶとされます。

 

自律神経の働きには、寒い時には体中の血管を収縮させ、暑い時には拡張させる機能があります。この機能によって私たちは体温を調節しているわけです。要は自律神経は体温調節のサーモスタットなのです。

 

更年期には、このサーモスタット機能がうまく働きません。その結果、特に暑くもない気温でも視床下部が暑いと感じてしまい、急に血管が拡張されてしまうというような誤作動を起こしてしまうのです。これが急な発汗の原因です。

 

体が熱を持つと、血流を増やそうと心臓も心拍数を上げ、その結果動悸も起こるというメカニズムです。

 

同様に冷えのぼせも自律神経が関係して起きてきます。誤作動から末端の血管が収縮すると血行が悪化するために冷えてしまい、反対に顔の血管は拡張してほてりのぼせが起きてきます。以前から冷え性だった方ほどその症状が強いといわれますから注意が必要です。

 

 

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